『煩悩×サラブレッド』とゆー自創作に出てくる、スノウというキャラのラフです。
久しぶりに描きたくなって描き描き。
せっかく再燃してきたので、『煩悩×サラブレッド(以下:煩サラ)』とスノウについて色々語りというか、説明してみます。
『煩サラ』は、『おいでよ!魔法塾』の後続作品として生まれました。
『煩サラ』の主人公レルグは、『魔法塾』のヒルヤックとオスマーの一人息子です。
ヒルヤックとオスマー
レルグ
偉大な魔法使いである父と比べられて育ったレルグは、いつしか魔法に嫌気がさしてグレた挙句、オタクになり、BLにハマります(所謂腐男子)。父と喧嘩し家出、路頭に迷っていた時に謎の美少女ラヴに助けられ、そのままラヴのお屋敷に住み込んでめくるめくBLライフを送る―――というストーリーです。(何も形にはなってないですが(笑))
ファンタジー世界でありながら、登場人物がほぼ全員オタクでBL好きというヤバめな創作。
自創作をBLパロディして遊ぶ、「お祭り作品」のような立ち位置でもあります。多分。
そこにスノウがどう絡んでくるか、ですが、『魔法塾』を知らないと割と何のこっちゃになります(笑)。
『魔法塾』にはヒルヤックとオスマーの同級生であるココロスというキャラがいて↓、
スノウは、「ヒルヤックとココロスの娘」なのです。 つまりどういうことかというと、
ヒルヤックとオスマーが結婚した世界線で産まれた子供がレルグ。
ヒルヤックとココロスが結婚した世界線で産まれた子供がスノウ。
というわけです。
『魔法塾』をご存知であれば説明も不要ですが(何度も言うな)、ヒルヤックはオスマーの事しか考えてないのでは?というレベルでオスマー狂なので、ヒル×ココが成立する世界線は「オスマーが何らかの事情でいなくなってしまった」世界です。オスマーを失い絶望したヒルヤックを、ココロスが慈愛の心でつつんで結婚したわけです。(笑)
そんなわけで、スノウが産まれた世界線のヒルヤックは、未だにオスマーの写真とか持ってたり、鬱っぽかったりするので、スノウが「私はパパに愛されてないんじゃないか?本当に望んで生まれてきた子供なのか?」「パパはママより好きな女の人がいたんじゃないか?」とか思っちゃうわけで。
スノウは魔法アイテムを創造する才能があり、”パラレルワールドを覗き見、移動するアイテム”を作り出し、ヒルヤックがオスマーと結婚した世界を覗き見ることに成功します。
そして”別世界における自分”でありながら、”本当にパパに望まれて生まれてきた存在”であるレルグに激しい嫉妬と、”同じ趣味(ドマイナーBLカップリング好き)であることの喜び”という表裏一体の感情を抱えて、時空を越えてレルグに逢いに来る…… というのがスノウのいきさつです。
何も本当にスノウが愛されてないわけではなく、スノウ世界のヒルヤックはただ愛情表現が足りなかっただけなのですが、スノウは完全に拗らせて闇を抱えてます。なので描くといつもダークになります。(笑)
もともとは、『魔法塾』を描いてる際、ヒルヤック×ココロスに作者が二次創作的な感じで萌えてたのですが(笑)、
この2人に子供ができてココロス似だったらメチャ可愛いのでは?と思って描いてみた所とても気に入ってしまい、パラレルならイケる…!!と思って正式なキャラにしたのでした。当時のフォロワーから「罪深いキャラ作ってんな」的な事を言われたのを覚えてます。(笑)
という訳で、久しぶりにがっつりと『煩サラ』『魔法塾』について説明させていただきました。もし気になりましたら作品ページを覗いてやってくださいね!
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